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墓標(墓碑・墓誌・霊標)について調べている方には、以下のようなお悩みをお持ちの方がいらっしゃいます。

  • お墓はあるけど戒名(法名)が既にいっぱいで、これ以上彫刻できない。
  • お墓を建てたいと考えていて将来なるべくたくさんの方に入って欲しい。
  • お寺の過去帳だけでは不安なので、お墓にも記録を残しておきたい。

当店をご利用の方にも、同じようにお悩みの方が多数いらっしゃいます。

そのため今回は「墓標(墓碑・墓誌・霊標)」について以下の内容をご説明します。

  • 「墓標(墓誌)」とは何か?
  • そもそも、墓標(墓誌)は必要なのか?
  • 墓標(墓誌)の価格
  • 墓標(墓誌)を建てるまで

墓標は地域によって、「墓碑(ぼひ)」、「霊標(れいひょう)」と様々な呼ばれ方があります。石安のある岐阜県大垣市周辺では「墓誌(ぼし)」と呼ばれます。

これ以降、普段から言い慣れている「墓誌(ぼし)」と呼ばせて頂きます。


「墓標(墓誌)」とは?

「墓標(墓誌)」とは、下の写真で左側のものです。

墓標写真

墓誌は、決められた形やサイズがないため、多種多様なものがあります。


そもそも、墓標(墓誌)は必要なのか?

正直なところ石安では墓誌は必ずしも必要でないと考えています。
と言うのは、お墓にはほぼ確実に石碑があります。石安で1番の売れ筋である、サイズが8寸の石碑だと少なくとも8名の戒名が彫刻できるからです。

また「墓誌」が登場したのは20~30年前程です。それ以前は墓誌というものはありませんでした。

当店周辺のお寺様によっては、墓誌があっても良いけど必ず石碑にも戒名を彫刻してください。という方も見えます。

これは、そもそも墓誌というのはただの「記録帳」であって、お墓ではないからです。お墓にきちんと戒名を彫ることが、仏教の教えとして正しいとされているからです。

「記録帳」として使うのであれば、「過去帳」で十分です。という考え方です。

ただし近年ではだんだんと昔からの習慣が薄れてきて、「戒名は石碑に彫ってなくても、墓誌に彫ってあれば良い。」というお寺様が増えています。

そのため、たくさんの戒名が彫刻できるし費用が抑えられるということで、墓誌を建てたい方が増えています。


墓標(墓誌)の価格

石安で扱う墓誌の価格は、板の厚さ10cmほどの当店周辺でよくあるサイズだと、中国産の安価な石で10数万円程度です。
(山の中の墓地や、お墓が密集していて運搬が困難な場所ですと工事費が余分に掛かる場合があります。詳しい見積もりは1度お気軽にご連絡ください。)

当店での戒名を彫刻する板の基本サイズは、横幅約70cm、高さ約55cm、厚み約10cmです。

墓誌に使う石は、石碑と同じものを使う場合が多いです。
石碑が日本の石だと、石碑にあわせて作る場合は30万円、50万円と高くなることもあります。

逆に厚みが5cm程度と薄いものであったり、幅が50cmくらいと小型のものであれば、数万円での建立も可能です。

お墓の価格について、もっと詳しく知りたい方は【お墓の価格(値段・費用)の仕組みと相場|①概要】をご覧ください。


墓標(墓誌)を建てるまで

石安で墓誌を建てる場合、ご契約頂いてから約2か月掛かります。展示品であれば、約1か月で完成します。

大まかな流れをご説明します。

1.石材店へ問い合わせる
墓誌が欲しい旨を伝えましょう。
「なぜ欲しいのか」ということも一緒に伝えると、良いと思います。
2.現地を調査してもらい、見積をもらう
既にお墓がある場合、お墓の石と新しく作る墓誌の石とを合わせるために現地を調査してもらいましょう。墓地の広さに合わせ、石の大きさもどれ程が良いか見てもらいましょう。

まったく同じ石で作ることができない場合もありますが、今あるお墓に合った石を選んでもらいましょう。

その後、見積をもらいましょう。厚みが3cm程度のもので1番安価な石だと10万円以下で建立できますが、厚みが10cm程あり日本の高級石材だと30万円以上かかる場合があります。

3.石材を決め契約後、戒名彫刻へ
見積もってもらった石材から、良いものを決定し契約します。そして、戒名の彫刻準備へうつりましょう。


石安で彫刻している内容は、以下4点です。

  • 戒名
  • 命日
  • 行年(亡くなった年。数え年で)
  • 俗名(生前のお名前)

何が必要かは、石材店へ聞きましょう。

4.精魂抜きのお経をあげてもらう
既にお墓がある場合です。

お墓工事をする前には、お寺様にご都合で精魂抜きのお経をあげて頂きます。

5.石材加工・現地工事
石材店が、石材そのものの加工や、戒名の彫刻をします。

現地工事の準備ができ次第、工事へ移ります。

石安で工事する場合は、契約してから2か月の余裕を頂けるとありがたいです。展示品の中でお気に召したものがあれば、1カ月で完成できます。

6.完成。精魂入れのお経をあげてもらう
お墓が完成したら、精魂入れのお経をあげてもらいます。

以上が墓誌を建てるまでの流れです。


おわりに

最後までお付き合い頂きありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?
墓標(墓誌)についてご不明な点や気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。

  

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