価格をご覧頂く前に

お墓の価格をご覧頂く前に、まずは以下をご一読下さい。当ページに記載の価格に関する注意事項です。

  • 仕入れ価格変動の影響で、価格は変更することがあります。こちらは2016年7月1日時点での価格です。
  • 実際には、お客様の墓地の大きさが記載の寸法と違う場合がほとんどですので、価格はおおよその目安です。
  • 工事費については、墓地がトラッククレーンの届く範囲にある場合とする。目安はトラックの待機場所から7m以内です。
  • クレーンが届かなくとも墓地が平地の場合、差額は0~10万円です。
  • 山の上に墓地がある場合は、現地調査が必要です。

日本の石について

日本の石でお墓を建てたい方へ

「国産」墓石と聞くと、日本で加工された墓石だと思われる方が多いのではないでしょうか。

実は中国で加工された墓石も「国産」墓石と名乗ることができ、安価であることから8割以上の墓石は中国加工されています(2014年度時点)。

まずはこちらからご覧ください。
日本の職人が心を込めてつくる国産墓石

石安の「国産」墓石は日本加工です

石安は日本で加工した100%「国産」の墓石にこだわりを持っています。これまでの経験上、長い目で見たときに中国加工よりも日本加工の方が安心できるためです。

価格については石安の名古屋型の場合、ほとんどの石は茨城県産真壁青小目石と同じく差額は30万円ですが、庵治石などの一部の石材では、これ以上違う場合もあります。

形、石材が同じでも日本加工より中国加工の方が30万円安い

産地証明と国内加工証明

日本の石については、その品質を保証する意味もあり、以下2つの証明書が発行されます。

  • 産地証明・・・石が採れた場所の証明
  • 国内加工証明・・・日本国内で加工した事の証明

詳しくは【お墓の品質保証】をご覧ください。

お墓の形状と加工費(日本の石)

日本で加工する場合は、お墓の形状が単純なほど安価である傾向があります。

例えば真壁青小目石の場合、当店で1番人気である名古屋型DXの場合と、大阪型の場合とでは20万円ほどの違いがあります。

名古屋型より大阪型の方が20万円安い

※中国では人件費が日本に比べてとても安価ですので、上図の差ですと加工費の違いはごくわずかです。石材によっては形状による加工費の差額は全くありません。

等級について(日本の石)

日本の石では、同じ名前の石であっても「等級」と呼ばれる格付けがあります。庵治石や大島石などが代表例です。

例えば古くからお墓に使われている「大島石」は、原石を採っている採石場がいくつもあり、それぞれの場所で少しずつ色や、きめの細かさ、成分の均一さが違います。

見た目が違うために、採石場ごとに「等級」が決められ価格が異なります。

大島石の中でもお値打ちな「大島石 2等」と、1・2を争う高級な「大島石 石善・碧」で価格は2倍以上の差があります。

大島石の2等よりもさらにお値打ちな、2割材・3割材というものも存在します。2割材、3割材は特に色ムラや石の目のばらつきが特に多く通常は使われません。ごくごく一部が中国で加工されているようです。

以上の李由香ら、日本の石の場合には、等級まで配慮し選ぶ必要のある場合があります。特に庵治石と大島石はよく確認してください。

詳しくは【石材の基礎知識】をご覧ください。

どちらも「国産 大島石」しかし等級が違うと、価格は2倍違います。

同じ8寸和型でも・・・

「8寸和型」のお墓の価格を色々と比較しようとするときは、同じ「8寸和型」でも石の大きさがまちまちですので、単純には比較できない事に気を付けてください。

同じ「8寸和型」でも大きさが違うと価格が違います

建ててみると思ったより大きかった、小さかった等を防ぐために、できれば実物を確認できると良いです。

お墓の価格について

高いから良い物という訳ではない

まず初めにお墓の石材を選ぶ際に難しい点は、値段が高いからと言って、石材の品質が良いとは限らないという事です。

家電製品は高い物ほど機能が豊富であったり、無農薬の野菜などは割高ではあるものの品質が優れていたり、良く効く薬は高かったりと、なんとなく高い物は良い物という印象がありませんか?

しかし石材はこれらの物とは違い、値段が高いから品質が良い訳ではありません。

値段が高い物ほど品質の良い場合もありますが、それ以上に希少価値の差と、石材と採るために必要なコストの差が価格に反映されます。

例えば1番高い「庵治石(あじいし)」という石の最高級品は、石材にキズが多いため採った石の中で製品になるのは1割以下です。

その上、見た目が美しいので人気が高く、希少価値が高いため値段が高くなります。

高い石と安い石の見分け方とは?

高い石と安い石、どうやって見分ければよいのでしょうか?

正直なところ私たち石材店の者でも、初めて見る名前も知らない石ですと、高いか安いかは見分けがつきません。

つまり初めて石を選ぶ方にとって、見た目では高いか安いか分からないのです。

そのため高い石か安い石かを見分けるには、石の知識をつけるしかありません。インターネットで情報を集めたり、実際に信頼できる石材店で話を聞いて調べるのが1番です。

黒い石は高い?

お客様が私たちに、よくお尋ねになるご質問です。黒い石は高級感があるためか、このような印象があるようです。

結論からすると、白い石で1番安いものと、黒い石で1番安い物を比べると、黒い石の方が高いです。

しかし石は数100種類もあるため、一概に黒い石が高いかどうかは言えません。

実際に世界で1番高い「庵治石」は灰色で、どちらかというと白い石に近いです。

ご予算に合わせてお作りできます

当店では、お客様のご希望のご予算に合わせてお墓を作ることができます。

大まかには、ご予算に合わせて以下の2点を調整していきます。

  • 墓石の大きさ
  • 石材の種類

石材の種類は非常に多くあり、一概に値段が高いものは品質が良く、安いから品質が悪いという事ではありません。

色々な石を見て、墓石の大きさや、墓誌などの付属品などをじっくり検討して頂けるよう、ご提案させて頂きます。

高級な石材でも、安価な石材でも、工事の品質は変わりませんので、予算が少なかったからと言ってすぐにお墓が傾いたり、修理の必要が出たりすることはありませんのでご安心ください。

明確なお見積とは?

追加料金の無い見積価格

チラシや店頭の金額よりも高くなる?

チラシや店頭などでよくある価格表示は、お墓そのものの金額だけで、文字彫刻費や工事費などが含まれていない事があります。

なぜかと言いますと、文字彫刻の内容はお客様によってそれぞれですし、工事費は現地を見ないと分からないからです。

また、墓地の大きさによって外柵の大きさが変わります。外柵の大きさが変わると工事に必要な手間や材料、外柵にする石材の量が変わりますので、お見積ができません。

そのため「工事費は別途です。」「文字彫刻費は別途です。」と金額が上がっていく場合があります。

チラシや店頭の金額よりも高くなる?

現地を見てからお見積り

当店の周辺では、山の斜面にお墓が建っている場合があることもあり、必ず現地を見てからお見積りさせて頂いています。

おおざっぱなお見積りでよろしければ、お話しさせて頂く中で墓地の大きさやご状況を伺いお伝えさせて頂けます。

しっかりとしたお見積りの際には、墓地の大きさをきちんと計測して、工事の手間としてはクレーンが届くのか届かないのか、特殊重機は必要かなどを調査致します。

工事費を一律とさせて頂くのが1番簡単なのですが、場所によって工事の手間が変わりますので、その都度お見積りさせて頂いております。

お墓の価格例

最後までご一読頂きありがとうございました。お墓の価格については、こちらからご覧ください。

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