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墓地に行くと、昔ながらの形をしたお墓だけでなく、洋風な形やバイクなどの形をした個性的なお墓が建っています。
これからお墓を建てようと考えている方にとっては、以下のようなお悩みがあるのではないでしょうか。

  • 墓地へ行くと変わった形があるけど、実際どうなんだろう?
  • 昔ながらの形と、洋風の形、どちらにしようか?
  • どんな形が自分にとって1番良いんだろうか?

そこで今回は、お墓で代表的な3種類の特徴をご説明します。お墓の形で迷っている方にとって、ピッタリのお墓が見つかる手助けとなればと思います。


お墓の形による分類と特徴

お墓の形は、大きく分けて3種類あります。

  1. 昔ながらの「和型」
  2. シンプルな「洋型」
  3. 個性的な「デザイン型」

以上の3種類について、それぞれの特徴をご説明します。


1.昔ながらの「和型」

和型

「和型」の特徴

  • 昔ながらの伝統的な形
  • 建っているお墓の数が圧倒的に多い
  • 形に意味があり、宗旨・宗派や地域によって形が決まる
  • これからも形の変わらない可能性が高く、流行り・すたりが無い


「和型」の注意点

  • 宗旨・宗派や地域によって形が異なるため、よく確認する
  • 彫刻する文字は、決まりがある場合が多い。


「和型」はこんな方に向いています

  • 伝統を大切にしたい方
  • お墓として、意味のある形が良い方
  • 信仰心があり教えに沿ってお墓を建て、きちんと供養したい方や、その親族の方
  • 何代にもわたって継承してほしい方


2.シンプルな「洋型」

洋型

「洋型」の特徴

  • 形に決まりはなく、豊富な種類の形から選べる
  • 彫刻する文字にも決まりがなく、自由に選べる
  • 「和型」には合わせにくい、ピンク系の石や模様のある石を合わせやすい。
  • 花の彫刻ができる


「洋型」の注意点

  • 当店周辺も含め地域によっては、珍しい形であるため、親族間できちんと相談しておく。
  • 流行りの形があるということは、すたれることもあり得る。
  • お墓の形は自由であり、仏教の教えは反映されていない。
  • 石材店によって取り扱っている形が異なるので、好みの形がある石材店を選ぶ必要がある。


「洋型」はこんな方に向いています

  • これまでの形ではなく、洋風な形が良い方
  • 彫刻する文字を自由に選びたい方
  • スタイリッシュなお墓を建てたい方


3.個性的な「デザイン型」

デザイン型

「デザイン型」の特徴

  • 石以外の素材を使うこともあり、洋型よりも更に自由にデザインできる
  • バイクの形やピアノの形など、他にはない個性的な形のお墓
  • 墓地の中でも、特に目立つ


「デザイン型」の注意点

  • 個人的な好みが出やすいので、お墓に関わる方にきちんと説明しておく
  • 石材店によってデザインする能力の差が大きい
  • 複雑な形は、金額が高くなりやすい


「デザイン型」はこんな方に向いています

  • 個性的なお墓を建てたい方
  • 石以外の素材を使いたい方
  • 目立つお墓を作りたい方


地域による和型・洋型・デザイン墓の割合

関東地方

2014年度の全優石の調査を引用すると、新しく建てたお墓のうち、

  • 和型は25%
  • 洋型は60%
  • デザイン墓は11%

これまでに建てられたお墓の総数では、和型が一番多いです。

近畿地方

同じく2014年度の全優石の調査を引用すると、新しく建てたお墓のうち、

  • 和型は82%
  • 洋型は10%
  • デザイン型は6%

関東に比べて、和型の割合が圧倒的に多いです。
これほど、地域によって好まれる形が違います。
また、関東は洋型専門の墓地もあり、墓地の形態が違うことがひとつの要因です。

当店周辺(岐阜県大垣市)では

当店のある岐阜県大垣市では、きちんとした統計はありませんが、関西の傾向と同じで和型を建てる方が大半です。

当店においても、洋型・デザイン型を建てる方は、10%程度です。


お墓の形を決める上で重要な3つの事

石安が考える、お墓の形を決めるうえで重要な事は、以下の3つです。

  1. 墓地の規定を確認する
  2. お墓の関係者(親族・家族)とよく話す
  3. 墓地をよく見て回る

それぞれの詳細についてご説明します。

1.墓地の規定を確認する

墓地には、お墓の大きさや形に関して制約のある場所があります。
制約については、できれば墓地を契約する前に確認しておきたいです。

制約の例を以下に示します。

  • 和型しか建ててはいけない
  • お墓の高さは170cm以下
  • 納骨室の大きさや形状が決まっている
  • 形・石種は限られた数種類の中から選ぶ
  • 奇抜すぎて景観を損ねるデザインは不可

以上は、ほんの数例ですので実際には墓地ごとに規約を必ず確認してください。
もちろんお墓の形について何の制約もない墓地もあります。

建てたいと思うお墓があったとしても、規約に反するものは残念ながら建てることはできません。
事前によく確認する必要があります。

2.お墓の関係者(親族・家族)とよく話す

お墓を建てるにあたり、建てる時期を決めたり、どの石材店に頼めばよいかなど、お墓について親族の家族の方と話す機会はあるのではないでしょうか。

お墓の形についても、話題に出ることが多いと思います。
昔ながらの和型が良い方、シンプルな洋型が良い方、個性的なデザイン型が良い方、親族や家族が増えるほど、それぞれ想いが違うと思います。

例えば、親は昔ながらの和型が良いけど、息子が洋型が良いという例は少なくありません。若い方ほど、洋型を好む傾向があります。

いろんな人の意見を聞くのが面倒だからと、少人数でどんどん決めてしまうのは、後々のトラブルになりかねません。
何も聞かされずにいきなりお墓ができていたら、不満に思う人が出てくることもあり得るのではないでしょうか。

そのため、お墓に関わる方それぞれの想いを聞き、意見をまとめて形を決めるようにすれば、万が一希望通りにいかなかったとしても、納得できるはずです。

お墓は一度作ったら何年・何十年と続くものですので、よく考え、よく話し合って決めて頂ければと思います。

3.墓地をよく見て回る

墓地には、何基・何十基とお墓が建っています。多いところだと100基以上の場所もあります。

市営墓地などお墓の制約が少ない墓地だと、様々なお墓があります。
お墓の形を決める上で、とても参考になりますので自分が建てようと予定している墓地以外にも、見学に行くことをお勧めします。

お墓の形以外に注目すべき点を以下に示します。

  • 石の色や目の細かさ
  • 外柵の形や雰囲気
  • 彫刻の内容
  • 小物の種類や形
  • 汚れのたまり具合・目立ち具合

写真で見るお墓と実際に見るお墓ではイメージの沸きやすさが全然違いますので、墓地をよく見て回ることをオススメします。


おわりに

最後までお読み下さりありがとうございました。
今回は、まずお墓で代表的な3種類の形の特徴をご説明しました。そして、お墓の形を決める上で重要な3つの事をお伝えさせて頂きました。

これからお墓を建てようと考えている方にとって、ピッタリのお墓が見つけるために、少しでも参考になっていれば幸いです。
お墓は一度建てたらずっと続くものですので、納得して建てて頂くことが一番大切だと思います。

もっと詳しく知りたいという方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

  

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