大垣市 八王子神社様で狛犬と燈籠の修復工事、最終組立・完成
今日は、大垣市 八王子神社で狛犬と燈籠の修復工事を行いました。
前回、クリーニングを行いましたので、今回は最終組み立てを行います。
まずは、石と石とのつなぎ目にステンレス棒を入れるため、台石に穴を加工します。
ステンレスの棒に加えて、免震ボンドを使用します。
地震対策をしながら、設置していきます。
さらに上の台石を設置します。
同じように、免震ボンドとステンレス棒を併用します。
ステンレス棒で強度を上げ、免震ボンドで揺れを吸収するクッションの役割を果たします。
狛犬本体にも、穴の加工をします。
すべての部材に、地震対策をします。
狛犬の位置の微調整をしています。
いよいよ、完成が近づいています。
工事が完了しました。
燈籠と狛犬のすべてを1度解体し、地震対策をしながら再組立てさせて頂きました。
50年以上前に建てられた狛犬と燈籠の修復工事でした。
年々傾きが大きくなってしまい、修復工事が必要でしたが、狛犬の豊かな表情や燈籠の細かな加工等、当時の職人さんが時間を掛けて、地域の方のために心を込めて作られたのだと思います。
そのような大切な狛犬と燈籠の修復工事をご依頼頂き、ありがとうございます。
当時の職人さんたちの仕事に負けないよう、僕たちが地震対策をさせて頂いた狛犬と燈籠が、さらに50年、100年と経っても、立派な姿で留まっていてくれることを願うばかりです。
この度は、本当にありがとうございます。
今日は午後から、大垣市 興福地の墓地で墓石の建立工事をさせて頂きました。
途中でご施主様がお越し下さり、出来具合を確認してくださいました。
暑いからと2回も差し入れを下さり、お気遣い頂きありがとうございます。
お陰様で、無事に工事を終えることができました。
今日は神社の工事をご紹介させて頂きましたので、明日、改めてご紹介させて頂きたいと考えています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。