大垣市 北部霊園で大島石の墓石建立工事
昨日、大垣市 北部霊園で、大島石で作った墓石の建立工事をさせて頂きました。
前回までに、基礎コンクリートと外柵工事をしました。
最終仕上げとして、墓石本体を建立させて頂きます。
まずは採石を入れて、転圧をします。
しっかりと締め固めて、墓石を支える基礎を作ります。
転圧が終わったら、1枚石をくり抜いて作った納骨室を設置します。
位置や水平を確認して取り付けたら、ご遺骨の入るところに、きれいな土を敷き詰めます。
1枚石の納骨室の上に、台石を積み上げていきます。
台石と台石の間に、免震ゲルと免震ボンドを使用します。
上側の台石の、下表面に免震ゲルを取り付けます。
下側の台石の、上表面に免震ボンドを塗布しておきます。
免震ゲルと免震ボンドが、地震の際に、揺れのエネルギーをうまく逃がしてくれます。
一番上の石を設置します。
傾きや位置などを確認して、設置完了です。
台石と同じように免震施工もします。
小物を取り付け、墓石の周りに防草土と玉砂利を敷いていきます。
こうして、工事完了です。
今回も、問題なく無事に工事をすることができました。
ありがとうございます。
こちらの墓石は、愛媛県の大島石という石を使い、日本国内で加工させて頂きました。
あまり知られていないことですが、日本全国で建てられている墓石は、8割~9割くらいが中国で加工されています。
日本の石であっても、1度中国に材料を送り、加工してから改めて輸入されています。
輸送費を差し引いても、中国の人件費が安いために、値段を安くできるからです。
さらに、たとえ中国で加工しても、法律上は【国産】と表記できるようです。
何かおかしな感じがしますが、日本では、そういうルールみたいです。
当店では、日本加工の墓石の場合に日本加工証明書を発行しております。
日本の石をご希望の方には、きちんとご説明をさせて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。