河合様のお墓リフォームのご紹介
納骨式での記念写真
河合様が実際にリフォームされたお墓
工事前
工事後
工事内容 | リフォーム工事 |
石種 | 福島県産 芝山石 |
墓地 | 関ケ原市 野上墓地 |
河合様にご協力頂いたアンケート内容
- 当店のご利用前、どんなことで困っていた、あるいは悩んでいたのでしょうか?
- 河合様より
お墓に対しての知識がまったく無く、誰に聞いてよいか分からなかった。(親や祖父たちから家の事をきちんと聞いていないまま、今まできてしまったので。)
河合様は既にお墓をお持ちで、2か所の墓地に墓石が建てられているという状況でした。
古くからのご先祖様がお見えになり、関ケ原合戦のときに亡くなられた方の墓石もありました。
2か所の墓地を1か所にして、古いお墓を整理したいとのご希望をお持ちでしたが、何をどうすれば良いのか分からないとのことで当店へお越し下さいました。
- 当店をお知りになったきっかけはなんでしょうか?
- 河合様より
・通りがかり
・知人からの紹介
当店従業員の姉のご友人様で、そちらに来て下さりました。
そこで当店の事を知って頂き、たまたまお墓の事を考えておられましたので、お話をさせて頂きました。
- 当店を知り、他店を見ずに依頼して頂けたのでしょうか?
- 河合様より
はい。初めて伺ってお話をしたとき、社長さんの人柄、おばあちゃんの人柄を理解して、他店に合見積をする必要は無いと決めました。
そうおっしゃって頂きありがとうございます。とても嬉しいです。
河合様のお話を伺う中でこれまでの河合家様の流れを伺い、墓地の現状の様子を確認させて頂き、最善と思われるお墓の奉り方と工事方法をご提案させて頂きました。
- 他にも墓石店がある中で、当店をお選び下さった理由を教えて頂けませんでしょうか?
- 河合様より
お墓の諸知識や考え方、石選びの基準など様々な資料や現物を見させて頂いたりと、とても丁寧な応対で感激しましたし、この対応であれば、今後も気軽に相談に乗って頂けると思えたから。
お墓の事は、多くの方にとって普段から慣れ親しんでいる事ではありませんので、なるべく分かりやすくお伝えできるように心掛けています。
また基本的なお墓の知識をまとめた、オリジナルの資料をお渡しさせて頂き、当店にお越しになられた後にも確認できるようにさせて頂いております。
お客様が疑問に思われていること、気になっていることを伺い、私達がお伝えできることは全てお伝えさせて頂きました。
疑問なことが浮かびましたら、いつでも何でもおっしゃって頂ければ幸いです。
- 印象に残っていることや、ご意見・ご感想があればお願いします。
- 河合様より
些細な事でもマメに連絡をいただける。こちらが疑問に思ったことに対して迅速に返答してくれる。とても誠実で頼んで良かったと思える店だと思います。
もし、お墓の事で分からないことがあれば、気軽に相談してみると今まで分からなかった事が解決する事もあると思います。
元々あった河合様のお墓は、当店が建立したお墓ではありませんでしたので、内部構造がどのようになっているのか不明でした。
そのため、工事が進むごとに写真を撮影し、状況をご報告させて頂きました。
お忙しい中、何度も墓地まで足を運んで頂きありがとうございます。
工事を進める中で、何度もご連絡を取らせて頂けたお陰様で、問題なく無事に完了することができました。
大変うれしいお言葉を頂きありがとうございます。今後とも末長いお付き合いを、どうぞよろしくお願い致します。
河合様にご協力頂いたアンケート
河合様の納骨式の様子
納骨式のはじまる前
納骨式の前に、お花やお供え物、故人様のご遺骨、線香やロウソクをご用意されました。
ご遺骨の準備
ご住職様のご指示で白いさらしを取ります。
故人様のご遺骨を納骨する準備をされています。
納骨式中、住職様の読経
故人様のご遺骨を納骨し、ご住職様の読経です。
河合様のお墓づくりも、これで一つの区切りです。
納骨式後に記念撮影
無事に納骨式を終え、ご参加された皆様で記念撮影をしました。
お子様から、ご施主様のお父様、お母様まで、多くの方がお越しになられました。ご施主様の笑顔がとても印象的で、スッキリされたように見え、嬉しくなりました。
河合様のお墓工事の様子
工事前
こちらが河合様の1つ目の墓地です。
立派な石積みがされています。こちらの墓地は解体し、更地に整備します。
こちらが河合様の2つ目の墓地です。
新しくお墓を建て直し、お参りしやすいようにリフォームします。
解体工事
1つ目の墓地の解体の様子です。まずは墓石本体の解体工事を行いました。
1番上の石は、これまでお参りされていましたので砕石などにしてしまうのでは無く、お寺様に預かって頂きました。
石材店によっては砕石にする場合もありますが、当店ではお寺様で供養をして頂いております。
よく聞かれるのですが、お寺様へのお布施は1度だけです。費用だけを見ても、砕石にする場合よりもお値打ちです。
なぜかと言うと、砕石にする場合、石に法名や南無阿彌陀佛などの文字が彫られていると、砕石の業者様が引き取ってくれないことがほとんどです。
そのため文字の彫られた所だけ薄く切る加工をする必要があるためです。
土台となる石を解体しています。1つの石が100kg近くあるものもあり、人間力だけでなくクレーンも併用して進めます。
石と、コンクリートと、土は、それぞれ分類して別々に処理します。
解体をほとんど終えた状況です。
石やコンクリートはすべて取り除き、更地にします。
こちらはリフォーム工事する方の、2つ目の墓地です。
こちらも墓石の1番上の文字が刻んである石は、お寺様にあずかって頂きます。解体する前は分からなかったのですが、地面深くまで石が埋まっていました。
こちらは、関ケ原の合戦のときのお墓がまとめた安置されている所です。関ケ原合戦の時に亡くなったかたのお墓はここに移しました。
管理者の方に伺い、安置させて頂く場所を決めさせて頂きました。
石やコンクリート、ブロック等をすべて解体しました。
基礎工事
ランマーで地面を転圧し、基礎となる強固な地盤を作ります。
転圧した後に、鉄筋コンクリートを打ちます。
しっかりとコンクリートが固まるまで、数日間養生します。
外柵設置工事
外柵を設置している所です。
石と石との接合部には、墓石用のボンドを用い、さらにステンレスの金具で固定し強度を高めます。
外柵が完成しました。
接合部のボンドがしっかりと固まるまで、また数日間養生します。
当店工場での文字彫刻
墓石の1番上の石に「南無阿彌陀佛」と彫刻します。
筆で書くときに力を入れる箇所は太く、力を抜くところは浅くし、立体感のある文字に仕上げます。
こちらは当店で彫刻している所です。石材店によっては中国で文字彫刻をされる所もあります。
日本人である当店の職人が彫刻するからこそ、深みがあって味のある字だとおっしゃって頂けるよう、これからも彫刻技術を追求します。
こちらは家紋の彫刻の様子です。
「南無阿彌陀佛」の場合とは違い、家紋そのものを彫刻するのではなく、家紋の周りを彫刻する浮き彫りという手法を用います。
こちらは花筒に「河合家」と家名を入れています。
彫刻が終わると、墓地へ行くまで当店の工場で大切に保管いたします。
墓石本体設置工事
文字彫刻が終わると、いよいよ墓石本体を設置します。
まずは納骨室となる1枚石をくり抜いた石を設置します。この納骨室の上に、墓石本体を積み上げていきます。
石と石の間には、地震対策用のシリコンゲルを用います。
写真では見にくいですが、上にある石の底面の四隅にゲルを貼り付けます。
地震対策用の免震ボンドと併用することで、地震に強いお墓を作ります。
墓石本体と墓誌の周りに草の生えにくい土を敷きます。
草を生え無い様にするために、墓地の区画内すべてにコンクリートを打つ方法もありますが、納骨された遺骨が”息”できるようにと、墓石の周りは自然の山の土にしておくのが良いと言われています。
そのため当店では、狭い墓地で土を入れられない場合や、お客様からコンクリート仕上げの強いご要望が無い限りは、墓石の周りを土で仕上げさせて頂いています。
那智石を敷き、完成直後の写真です。
最後にもう一度汚れなどが無いか掃除と点検を行います。
工事完了
工事完了時の写真です。
墓石本体と墓誌に白いさらしをかぶせて、納骨式を待ちます。