今日は、大垣市 昼飯霊苑で新しい墓石の建立工事を行いました。

まず、ご施主様に墓地のお清めをして頂きました。

朝早くからお越し下さり、ありがとうございます。

この後、ご施主様方に鍬入れをして頂き、工事を開始させて頂きます。

まずは、墓地全体の転圧から始めます。

砕石を入れて、地面にしっかりと圧力をかけて締め固めます。

墓石を支える強い地盤を作ります。

次に、１枚の石をくり抜いたタイプの納骨室を設置します。

位置と水平を確認しながら設置します。

納骨室の中は土になっており、ご遺骨が土に還るようにできています。

きれいな土を入れて、納骨室の内部を仕上げます。

納骨室の上に、石を積み上げています。

写真では見えにくいですが、下側の石の上表面に、免震ボンドが塗布されています。

上側の石の下表面の四隅に、免震ゲルが接着されています。

これらが、地震の揺れのエネルギーを吸収します。

地震に強いお墓を作ります。

１番上の石にも、同じように地震対策をします。

こちらは、石の水平を確認している所です。

１番上の石の設置が終わったら、仕上げ作業に進みます。

全ての部材が取り付け終わったところで、ご施主様にご連絡を差し上げました。

お近くにお住まいでしたので、据付の状態をご確認頂き、もし修正したい箇所があれば修正をさせて頂きます。

今回は、特に問題ありませんでしたので、当初の打ち合わせに沿って進めさせて頂きました。

その後、草の生えにくい土を敷き、さらにその上に玉砂利を敷いて仕上げました。

無事に工事が完了しましたので、改めてご施主様にお越し頂き、最終確認をして頂きました。

ご施主様と一緒に、さらしを巻いて、工事完了です。

本日は、お忙しい中お仕事を休んで頂き、工事をご見学下さり誠にありがとうございました。

お陰様で、無事に施工することができました。

納骨式の際も、どうぞよろしくお願いいたします。

また、今日は高野山よりご住職様がお越しくださいました。

ご遠方より、足を運んで下さりありがとうございます。

当店の先代の頃から良くして頂いている住職様でして、当店の観音堂で護摩炊きをしてくださいました。

約２５名ほどの方が集まり、一緒にお参りをさせて頂きました。

住職様はじめ、お集り頂いた皆様、ありがとうございました。

ご住職様にして頂いた”羅刹”のお話は、初めて伺いました。

僕が解釈させて頂いた内容は、「上手くいっている人を見て、嫉妬やねたみ、ひがみなどをするのではなく、応援する方がその人にとっても良い」とのお話でした。

その人が成長するかしないかは、”羅刹”に関係するとの事です。

「良い話を伺うことができた」で終わらせるのではなく、今日を機に日々心掛けて、生活したいと思います。