お墓参りの基本や作法を紹介!ご先祖様に会いに行こう
お盆やお彼岸など年に数回、家族でお墓参りに行く機会があると思いますが、基本的なマナーや正しい作法は意外に知らないのではないでしょうか?
私たちが平穏無事で生活できるのは、ご先祖様に見守られているおかげです。お墓参りで、お花やお線香・お供え物をして、日頃の感謝の気持ちをお伝えします。
今回は、お墓参りの基本や作法をわかりやすくご紹介します。マナーを知って清々しい気持ちで、ご先祖様に挨拶をしに行きませんか?
お墓参りに良い時期とは?
お墓参りの目的は、ご先祖様に会いに行くことです。お墓参りにふさわしい時期は特に決まっていません。
一般的には、お盆や春と秋のお彼岸・お正月、そして法事や故人の祥月命日などの仏事に合わせることが多いのではないでしょうか。
また、進学や就職・結婚などの人生の節目に合わせて、報告を兼ねて家族でお墓参りするのも良いでしょう。
お墓参りへ行くのに決まった時間はありませんが、一般的には、明るい日中にお参りします。暗い時間帯は、足元が危なくなるので避けた方が無難です。
お墓参りにふさわしい服装と持ち物
お墓参りの服装は、特に決まっていませんが、黒や紺・グレーといった控えめな色がふさわしいでしょう。
赤や黄色といった派手な色や、毛皮・ヒョウ柄は殺生を連想させタブーとされていますので、お墓参りにはふさわしくありません。
持ち物も決まりはありませんが、持っていきたい持ち物は次の通りです。
- 生花・花バサミ
- お線香・ローソク・マッチ(ライター)
- お供え物のお菓子や果物(敷くための半紙)
- お数珠
- ひしゃく・手桶
- 雑巾などの掃除用具・ゴミ袋
お墓参りの作法
特別なお墓参りの作法はないが、基本的な心得と手順を身に付けておくと、スマートにお墓参りできますので、知っておくと良いでしょう。
寺院墓地の場合の手順は次の通りです。
- まず本堂にお参りしてからお墓に行く
- お墓の掃除(ゴミ拾いや草取りして、墓石に汚れを落とす)
- 手桶にきれいな水を汲み、墓石に打ち水をする
- 花立にお花を入れ、お供え物を置く
- お線香やローソクに火をつけて手を合わせる
お参りが終わったら掃除をして帰ります。
まとめ:お墓参りでご先祖様に会いに行こう
今回は、お墓参りの基本やマナーをご紹介しました。
お盆やお彼岸・お正月など、年に数回しかお墓参りに行けなくても、ご先祖様にいつも見守られていることを心に留めておくだけで、ご先祖様に喜ばれるのではないでしょうか?
基本的なマナーや正しい作法も必要ですが、ご先祖様や故人を思い出し、一人ひとりがご先祖様によって繋がれた命に感謝と家族の幸せを祈ることが大切です。
ぜひ、心を清めて、お墓参りでご先祖様に会いに行きましょう。