石の種類

和型の墓石には御影石がよく使われます。洋型・デザイン墓には大理石が使われることがあります。みかげ石の場合、その種類によって以下が異なります。

  • 産地(国産、外国産)
  • 色(白、黒、緑、ピンク)
  • 物性(強度、吸水率、密度等の石そのものの性質)
  • その他(独特の斑、光沢、輝き、模様等)

 
また、同じ石でも等級・キメの細かさ・色味によって、さらに複数種類に分けられ、石の価値が大きく違います。

  • 等級(特級、上級、中級等)
  • キメの細かさ(細目、中細目、中目等)
  • 色味(濃い目、薄目)

 
つぎに等級の差について、例を用いてご紹介します。以下の写真は、国産石材である「大島石」です。

3つの「大島石」を並べていますが、それぞれの石で”等級”が違います。どういった点が異なるか、見比べてみてください。

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正直なところ、毎日のように石を見ているスタッフが見ても、写真では分かりにくいです。
 
実物をよく見ると、その色合いや成分の均一さが異なっていると分かります。
 
なお石安で取り扱っている「大島石」には7つの等級があり、最高級の石と最もお値打ちなものとの価格差は2倍以上です。ただし名前はどれも同じ「大島石」です。
 
石安では、これを区別するため「大島石 ○級」などと等級を付け加えてとお伝えしています。
 
他の例では、例えば最高級の石材と呼ばれる庵治石(香川県産)では、以下の様々な要因によって価格が決定されます。

  • キメの細かさ
  • 独特の模様の具合
  • 成分の均一さ
  • 色の具合

同じ石碑1基の値段を比較しても、金額にして数百万の違いが出ます。
 
そのため特に日本恩石については、石の種類が豊富で見極めが難しく、よく分からないと感じられるお客様が多いです。

当店ではこれまでの経験・知識を生かし、お客様のご要望に合わせた石材選びをお手伝いします。

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