大垣市 お墓建立7
お墓工事の詳細
石種:大島石
形状:8寸和型2段
工事内容:新規外柵設置,新規墓石建立
初回来店:2013年11月
完成:2014年10月
お墓工事前後の様子
お墓工事の流れ
基礎工事
基礎工事の様子です。
草がたくさん生えておりましたので,まずは掘削作業から始めます。
きちんと根をとらないと,コンクリートを打っても草が生えてくることがあるので,きちんと掘削します。
ここの墓地では,球根のようなものがたくさん埋まっておりました。
地盤を固める転圧作業です。
ここの墓地では元々砕石の地盤であるため,今回は砕石を追加で入れることなく転圧をしました。
鉄筋コンクリート打ちをします。
石碑の下は納骨スペースですので,土のままにしておきます。
それ以外の箇所に丈夫な鉄筋コンクリートを打ちます。
コンクリートが固まりました。
型枠を外し,キレイに仕上げます。
彫刻
彫刻の様子です。
当店工場で,水鉢に蓮華の花を彫った直後の写真です。
その他の文字や家紋も工場で彫刻します。
外柵設置
外柵を設置します。
隣との隙間が小さいので,クレーンを使って慎重に設置します。
石と石の接触面には,地震対策用のボンドを塗布します。
外柵を設置しました。
外柵が地震や年月の経過によってずれるのを防ぐために,内側の4箇所の角部では金具を取り付けコンクリートを打ちます。
上がり段を設置します。
<今回のポイント>
この墓地は外柵が30cm前後のお墓が多いので,今回の外柵も同等の高さとしました。
しかし30cmだとお墓まで上がるのがしんどいです。
くり階段を設置しようにも横幅が狭いため窮屈な階段となり不向きと考えました。
そのためご施主様のご要望で広い上がり段を設置し,お参りのスペースとしました。
カロート(納骨室)を設置します。
当店では地下納骨の場合,一枚石のカロートを使用します。
一枚石で施工する場合は,ブロックやコンクリートで施工する場合に比べ丈夫に施工できます。
中に入る方にとっても,石の方が良いのではないでしょうか。
石碑建立
石碑を建立します。
和型2段のお墓ですので,まずは下台から設置します。
上台を運搬している所です。
今回の墓地はトラックから離れた墓地でしたので,小型運搬車を使っています。
石碑の設置には小型移動式クレーンを使用しています。
上台と下台の間には,免震施工「絆」を施します。
一番上の竿石と上台の間も同様です。
免震施工「絆」は,数ある地震対策製品の中でも,東日本大震災での被害ゼロという実績を持っており,コストパフォーマンスに優れます。
竿石を設置しました。
石と石との間には,免震ボンドで目地を施工していきます。
お墓が完成しました。
石碑の周りには草の生えにくい土を敷き,その上に那智石を敷いています。
草が生えにくく,見栄えがキレイになります。