お墓の価格について
和型の価格
洋型の価格
お墓の価格は分かりにくい
「8寸和型墓石」と呼ばれる標準サイズのお墓ですと、中国産のものであれば35万円のものがあります。同じ形でも最高級の墓石だと400万円掛かります。
石材の種類によって、これだけの差があります。しかし石に詳しい方で無ければ、見ためでは価格は分かりません。
石の目が細かいから高いわけでもなく、色が黒いほど高いわけでもなく、石の希少性や人気の有無によって価格が決まるため、非常に分かりにくいと思います。
墓地の場所や状況により、工事の手間が変わりますし、墓地の大きさによって外柵と呼ばれる、敷地を囲う箇所に用いる石材の量が異なります。
ですので当店では、基本的には現地を確認させて頂いてから、個別にお見積りをさせて頂いております。
お墓の価格と相場について、詳しくは【お墓の価格(値段・費用)の仕組みと相場|①概要】をご覧ください。
お墓を建てる前に知っておいて頂きたい事
お墓はどこで買っても同じと思いませんか?
当店へお越しになるお客様は、「お墓は多少の形の違いや、石の色、価格の違いは分かるけど、それ以外はよく分からない。」という方がほとんどです。
それもそうだと思います。実はお墓には見えない所や分かりにくい所に、とても重要な違いがあります。
- 基礎工事の方法
- お墓の構造
- 宗旨・宗派による形状の違い
- 納骨室のつくり
- 外柵のつくり
- 墓石を国内加工するか、中国加工するか
- 文字彫刻の出来栄え
- アフターケア
- 使用する石材の品質や等級
- お墓参りのしやすさ
- お墓の汚れにくさ
- 古いお墓の取り扱い(古いお墓を解体する場合)
- ・・・等々、挙げだすとキリがありません
お墓は石材店によって工事の仕方や加工の精度などが異なり、お墓の強度や掃除のしやすさに大きな違いが生じます。
どういう事かと言いますと、例えば家を建てる際は建築基準法という法律があり、強度などの基準がきちんと定められておりますが、お墓には基準がありません。
つまり誰でもお墓を建てることができるために、どうしても石材店ごとに品質のばらつきが出てしまいます。
不安を煽ってしまうのは申し訳ないのですが、実際に色々なお墓を見てきましたので、お客様にはじっくりと検討して頂きたいです。
納得のいくお墓づくりをするためには、お墓に関する知識をつけ、色々な石材店を比較することが重要だと思います。
当店では、お客様にお墓の知識をつけて頂き、納得してお墓を選んで頂けることを大切にしています。
石材店を選ぶ際に大切なことについて、詳しくは【石材店の選び方】をご覧ください。
「国産」なのに中国で加工?
2014年度時点で、日本で建てられるお墓の8割以上は、中国で加工されました。あまり知られていませんが、日本の石であっても中国で加工されることがほとんどです。
そして、たとえ中国で加工されたお墓であっても「国産」墓石として販売することができてしまいます。
しかし「国産」墓石として購入するからには、日本の石を日本で加工したいと思いませんか?
「国産」墓石について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
お墓の種類
お墓は大きく分けて3種類あります。
- 和型
- 洋型
- デザイン型
それぞれに特徴があり、利点だけでなく欠点もあります。お墓を建てるために1番最初に決めることは、お墓の形をどうするかという事です。
お墓の形について迷われている方は【お墓の形を決める上で重要な3つの事と代表的な3種類】をご覧ください。
お墓を建てる時期について
法律では、いつまでに建てなければならないという決まりはありません。
そのためお墓を建てる時期については、お客様それぞれのご事情によっていつでも良いです。
お墓を建てる時期の目安として、当店の周辺では、1周忌や3回忌に建てる方が最も多いです。中には四十九日までに納骨を済ませたい方もいらっしゃいます。
逆に亡くなったばかりで寂しかった、お墓を創るタイミングを逃してしまったなど、長い間、家に置いておいたという方もお見えになります。
お墓は慌てて建てるものではないと思いますので、お客様のご事情や気持ちの整理がついた際が1番だと思います。
お墓づくりの流れ
墓地をお探しの方へ
墓地のご案内
当店では大垣市内を中心に、墓地の紹介を行っております。お寺様の墓地はもちろん、空状況によっては地域の墓地についてもご紹介できます。
仲介手数料や相談料は一切頂きませんので、お気軽にご相談下さい。
墓地を選ぶ際について大切な事について、詳しくは【墓地選びのポイント】をご覧ください。
自分のお墓を建てたい方へ
まだ誰も亡くなっていないけど、お墓を建てたいという方もお見えになります。
生前にお墓を建てる方は、以下のような理由をお持ちの方が多いです。
- 大垣市営墓地に当選した
- 自分でお墓を用意しておきたい
- 不幸があって、慌てて建てたくない
- 後を取るの方に負担を掛けたくない
- 夫婦で元気なうちに2人で選んでおきたい
詳しくは【自分のお墓を建てたい方必見!抑えておきたい5つの事】をご覧ください。
当店のお墓工事をご紹介
基礎工事
まずコンクリート厚を確保するために、しっかりと地面を掘ります。
こちらの墓地は、既に砕石が入っておりましたので、そのまま利用し転圧をします。
工事の手順として一番最初に、一番大切な地盤を固めていきます。
基礎となる鉄筋コンクリートを施工します。
基礎コンクリートがしっかりと固まるまで、数日の時間を置きます。
外柵設置
基礎コンクリートが固まりましたので、外柵を設置します。
ひとつひとつ、水平をきちんと見ながら据え付けていきます。
すべての外柵を設置しました。
石と石とは、石材用のボンドをつけて接着し、さらに金具を取り付けしっかりと固定します。
その後、金具を取り付けた箇所にコンクリートを流し強度を高めます。
写真では、外柵の隅にコンクリートを打つためのコンパネが設置されています。
ここまで工事をしたら、コンクリートが固まるまで、また数日の時間を置きます。
<今回のポイント>
気づきにくい点ですが入口の階段部分に工夫があります。それは、お墓の区画を仕切っている既存のブロックと、入口の階段の高さを合わせている点です。
ブロックの部分も階段の一部として利用することで、墓地を広く使えるようにご提案させて頂きました。
しかし、ブロックに隠れてしまう部分にも石を使うことになるので、見えない所の石材の代金もかかってしまいます。
階段に工夫を施すことによる利点だけでなく、欠点についてもご施主様にお伝えし、お墓づくりを進めさせて頂きました。
石碑建立
外柵の設置から数日空けた後、一枚石の納骨室を設置します。
納骨室はコンクリートで作ることもできますし、4枚の板石を前後左右に貼り合わせて作ることもできます。
コンクリートや4枚の板石で作った方が安価に済みますが、当店ではこだわって一枚石を使っています。
納骨室の上に石碑を積んでいきます。
石と石の間には、免震材と免震ボンドを施工し、しっかりと地震対策をします。
石碑本体の設置が完了しました。
花立や水鉢などの、小物を設置しています。
石碑の周りに雑草対策として、草の生えにくい土を施工しています。
この土を施工するかしないかで、草の生え具合は全然違います。
昔はこのような商品はありませんでしたので、玉砂利を厚めに敷いたりして対策するしかありませんでした。
※全面コンクリートを打てば雑草対策となりますが、当店周辺ではお墓にコンクリートを打ってはいけないという言われがあります。
那智石を敷き、石碑の設置が完了しました。
大島石のお墓が完成です。
さらしを巻き、納骨式を待ちます。
無事に工事が完了いたしました。
工事アルバムについて
当店では、以上にご紹介させて頂きましたように、工事の初めから終わりまでを写真に収めアルバムを制作し、無料でお渡しさせて頂いております。
工事アルバムについては、【理由5.工事アルバムの作成】をご覧ください。
10年の定期点検と掃除
当店でお墓を建てさせて頂いた際には、10年の定期点検と掃除をさせて頂いております。
お墓を建てっぱなしにするのではなく、お墓を建てた後もお付き合いさせて頂きたいという願いから、このようなサービスを始めました。
詳しくは、【安心3.10年つづく定期点検】をご覧下さい。